心の教育が大切な時代

ディズニーランドや大手チェーン店等、アルバイトを多く雇う企業は、マニュアルが驚くほど事細かく書かれ、きっちりと定められています。しかし、マニュアル通りに行動したために客の信頼を落とし頭を抱えることとなった事例を私は多くの企業で見てきました。その事実にいち早く気づき、「マニュアルだけではバカの大量生産になる」と、社員の心の教育に踏み切ったのが、UNIQLOを生み出したファーストリテイリング社長・柳井正さんです。

10年前、人間の知能は2045年にはAIに追いつかれると予測されていましたが、ChatGPTをはじめとするAI・IT産業の急速な拡大により、2045年よりももっと早い段階でAIに人間の知能は追いつかれると言われています。つまり、これまで人がやっていた仕事の多くをAIが担う時代がすぐそこまできているということです。そうなった時に、私たちの価値とは何か。それこそが「人間力」です。Amazon創業者のジェフベゾス、Google創業者のビルゲイツもこれからの時代、人生成功のために必要なものは、心の知能指数(Emotional Question)だと明言しています。実際に世界最先端のIT区域シリコンバレーの企業の多くは、人財採用の際、IQよりもEQを重視しているといいます。心の教育とは、人格を磨くこと。専門的に言えば、潜在意識のトレーニングです。人の自信や不安、安心感や恐怖はすべて、メンタル、ココロ、マインドが担っています。これらを変えれば、行動と結果が変わります。どんなに素晴らしい教育を受けても、自分が変わらなければ大きな夢は実現できません。自分にベクトルを向けて、自らに気づき、思考を変える。そうすれば必然的に行動が変わり、大きなイノベーションを起こすことができます。
あなたも、一緒に時代をリードする輝く人間を目指しませんか。

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